合格発表と初動
先日試験の合格発表がありましたが、発表前後から沢山の方がこのブログを訪れてくださっているようです。
もう10年以上前ですが、法務省に発表を見に行き、その夜友人達と飲み明かしたことを思い出しました。
今年は合格者が1400人ほどで、法曹界に来られる方が年々少なくなるのは寂しい限りですが、私は合格発表後に先輩のブログを読んで沢山の情報を得て今があり、このブログもほんの少しでもこれから法曹となられる方のお役に立てたらとても嬉しいです。
今、少なくとも大都市圏の企業法務系事務所では、全体として明らかに人手不足に陥っています。企業法務系事務所を希望される方は、是非積極的にアプライしてみて下さい。
公募している事務所に応募するほかに、まずは身近な先輩法曹に話を聞き、就職の相談にのってもらうのがお勧めです。就職先を紹介してくれと言われると、受ける側も気がのりにくいのですが、合格したので法曹の話を聞かせて下さい!などと言えば、断る法曹は少ないと思います。みなそうやって先輩法曹から話を聞いて今がありますので。
事務所側の心理としても、いざ公募を出すと採用活動が大変なので踏み切れていないが、もしいい人がいたら是非入ってほしいという事務所は、企業法務系の小規模から中堅の事務所で沢山あると思います。そのような採用のツテを、先輩法曹が持っていることもあります。私も、ロースクールでお世話になった先輩に話を伺う中でご縁をいただくこともありました。